探求心・好奇心の育て方!幼児と【図鑑】のある暮らし

我が家ではペットを飼っています。

ペットと言ってもワンちゃん、ネコちゃんではなく、もっぱら水生生物です。

熱帯魚のベタの水槽、レモンテトラとシノドンティス・ペトリコラの混泳水槽、アカヒレの水槽、屋外飼育でミユキメダカなどを飼育しています。

特に珍しいお魚さんはおらず、皆わりとリーズナブルで、飼いやすいものばかりです。

お魚の良いところは、ズボラな飼い主でも許してくれるところでしょうか!?

  • 2週間くらいエサがなくても生きている
  • 散歩の必要なし
  • 臭いは水が封じ込めてくれる
  • 相当藻が生えても生きている
  • エサ代、維持費が激安
  • 産卵して、次世代の成長を見せてくれる

なんてことを友人たちに話すと、「生き物に詳しいよね」「色々なことを知っているよね」と言ってくれるのです。

でも実際、飼っている人たちからすると、何てことはない知識ですよね^^

そもそもなぜ興味が持てるのか

私が生き物に詳しいのかはさて置き、いつも言われるのが、

「なぜそんなに興味が持てるのか」

「虫とか気持ち悪くないのか」

「なぜそんな風に育ったのか」

といったことなのですが、特に特殊な幼少期を過ごしたとは思っていません。

わりと続けていた習い事もピアノくらいで、むしろそんなに教育熱心な両親でもないような・・・。

自分でもなぜだろう?と思い返して、1つ思い当たったことがありました。

常に図鑑があった

本棚の一番下、子どもでも取れる位置に、図鑑があったのです。

絵本より図鑑を読んでいたことを思い出しました。

植物図鑑、恐竜図鑑、宇宙図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑、そして小学校3年生くらいの誕生日に人体図鑑を欲しがりました。

人体図鑑が誕生日プレゼントって・・・サイコ野郎ではないですよ^^;

科学雑誌のニュートンも、意味はほとんどわかっていないのですが、喜んで読んでいました。

もしかしたら、そこが私の生き物好きの原点であり、観察好きの原点だったのかもしれません。

その後もさりげなくその原点が見え隠れしており、大学も生物系、就職も分析系と繋がっていきました。

幼児と図鑑

さて、我が家には2歳になる男の子がいます。

アリのような小さな虫でも、キャーキャー怖がって、大丈夫かいなと思っていました。

そこで、本棚の目の付く位置に、図鑑を並べてみたのです。

すると、あんなに重たい本をわざわざ引っ張り出し、すぐに神妙な顔をして図鑑に没頭し始めたのです。

もちろん字は読めないし、ページめくりが上手く出来ずにビリビリになってしまうのですが、写真が多いせいか、絵本より断然図鑑に食いつくのです。

怖がらずに興味を持つ

図鑑を読み始めてから、虫を怖がらなくなったのです。

見つけた虫を裏返したり、足を引っ張ったりして観察し(たまに観察失敗でバラけるのですが・・・)、

「このムシ、なにムシだ?」と私に聞いてくるようになりました。

「それは、ダンゴムシだよ」と答えると、

「そっか、ダゴシムか!」と言ってポケットへ(ぷちっ^^;)

これまで黒い塊に恐怖心を抱いていたのが、よく観察することで興味を持ち、探求心や好奇心に変わったのだなと思いました。

幼児の記憶力は計り知れない

読み聞かせていた本を、丸ごと暗唱したり、アニメのセリフを丸暗記していたり、幼児の記憶力って素晴らしいですよね!

最近の図鑑にはDVDがついているものも多く、最初はそんなに必要なのか!?と疑問視していたのですが、これはあった方が良い!!

毎日エンドレスで図鑑DVDを見始めました。

すると、知らないうちに恐竜の名前だったりを暗記しているんですね!

日常で何気なく見かける恐竜のイラストを見ては、

「プレッシャオシャールシュ!(プレシオサウルス)」

「モシャシャールシュ!(モササウルス)」

「ドクリュウとカンナリリュウ(翼竜と雷竜)」

なんて言い出すんですね^^

「図鑑を見えるところに置いておく」。

たったこれだけで、幼児は身の回りの自然科学に興味を持ち、自発的に好奇心旺盛になります。

今では、息子は「虫好き」、「恐竜好き」と周りの皆から思われているようです。

単純に、虫や恐竜に詳しくなるということもありますが、

「知ることで、もっと知りたくなる」

「図鑑で知って、実物にも興味を持つ」

そんな心を育ててくれる、「図鑑」。

ぜひ、子どもたちの周りに置いてみてはいかがでしょうか!

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