【保育士試験】独学で確実に合格する!市販テキストの選び方!

この記事では、「3カ月・独学・一発合格」で保育士試験に挑戦する方へ、筆記試験で、最低限そろえた方が良いテキストについてご説明します。

最低限だけど、限られた期間で結果を出すなら「最適量」!

大切なのは、満点分のうろ覚えを増やすのではなく、6割以上取得できる確実な知識を増やすことです。

たくさんの問題集をそろえてやった気にはなるものの、詰めが甘くなりやすいので、問題集を厳選することが一発合格への近道です^^

これだけはそろえたい!独学に必要なテキスト類

独学でそろえたいテキストは、合計4冊!

  1. 教科書となる参考書 上下巻 計2冊
  2. 過去問集 1冊
  3. 一問一答問題集 1冊

それでは、順番に見ていきましょう^^

①教科書となる参考書

まずは各科目についての概要・詳細をまとめる、教科書が必要です。

多くは上下巻の2巻構成になっているかと思います。

2巻に分かれていないものは、情報量が不足している可能性があるため、2巻に分かれているものを選択しましょう。

保育士試験の科目数は9科目!

この大量の情報を網羅したものが必要となるのです。

本屋さんで中身が見られる場合は、👇のような点をチェックすると良いですよ

  • 最新版であること
  • 文字の大きさ、イラストの配置など、自分が読みやすく感じるもの
  • ポイントが赤字印刷されているもの
     ⇒赤のチェックシートが使えます
  • 単元ごとに確認テストやチェックテストが入っているもの

注意

参考書については、中古ショップ、お知り合いからのお古を使うことは絶対にやめた方が良いです!

関連法には法改正があり、その他のデータ類も毎年更新されています。

参考書はベースとなるものなので、必ず最新のものを購入するようにしましょう!

「ユーキャンの保育士速習レッスン 上下巻」
⇒「ユーキャン保育士速習テキスト 上下巻」

2021年版より、「ユーキャン保育士速習テキスト 上下巻」にリニューアルしたようです。 

これが私が実際に使用したテキストです。

このテキストを選んだ理由は、テキストの中身がすっきりしており、フルカラーだったことです。

私は保育系の勉強は初めてだったのと、大人になってから教科書を使うのも初めてだったので、とにかくとっつきやすいものを選択しました。

黒文字ばかりで「ムーリー!!」となるのを避けたかったのです^^;

本文のサイドにメモスペースに使える余白があり、そこに調べたことを書き込めます。

私はノートは作らず、このテキストをノート化していきました^^

口コミによっては、内容があまり濃くないという意見も見られます。

ですが、内容が濃すぎて覚えきれないより、限られたものを確実に覚える方が初心者には得策と思ったのです。

どっちみち、テキストの内容を完璧に覚えることは出来ないので、「3カ月・一発合格」のためには良いチョイスだったと思っています^^

②過去問集

メインの問題集は過去問集です。

え?過去問が!?と思うかもしれませんが、過去問を繰り返し解くことが一発合格のコツと言えます。

私は、ほぼ保育士試験の過去問のみを使い、まずはその知識を完璧に身に着けることに注力しました。

その結果、けして高得点ではありませんが、どの科目もだいたい合格点の少し上あたりを取得しています。

科目による得点の上下は、私の習熟度、この年度の難易度、過去からの出題率によるものだと考えています^^;

👈からわかること

  • 過去問をコンプリートすれば、保育士試験は合格可能!
  • 高得点、満点の取得は厳しい

過去5年を目安にさかのぼり、過去問を解きまくりましょう!

ただし、過去問の中には法改正前の問題も含まれているので、そういった問題の場合は、最新の参考書で内容を確認します。

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過去問はコチラから無料で印刷できます。

各試験科目15ページと仮定して、2教科1試験を考慮しても、

15ページ×8試験分×5年分=600ページ分!?

縮小印刷、両面印刷してもなかなかの量になるんですよ!!

これでページが狂ったり、記録紙が詰まったり・・・

途中でケチらなきゃよかったと本気で後悔しました・・・^^;

あとは、解答は手に入るのですが、解説はネットを頼りにかき集めていました。

これも効率悪かったな~という反省点!

問題集1冊に、過去問から解説までまとまったものを購入した方が、良かったなぁという反省点が残りました^^

③一問一答問題集

過去問をコンプリートさせた後、試験日まではひたすら一問一答問題を解きます。

一問一答問題集は、携帯用にコンパクトな大きさになっているものが多いので、試験当日も重宝します。

👇の項目が入っているか確認しましょう!

  • 要点をまとめたページがあること
  • 赤シートや緑シートが使えること
      ⇒試験当日も確認がスムーズにできて便利です

「保育士一問一答問題集」成美堂出版

👆こちらが私が実際に使用した「一問一答問題集」です。

色々と手が回らず、試験直前に慌ててやった問題集ですが、とっても役に立ちました!!

各分野ごとに軽くまとめページがあり、そのあとはシンプルな一問一答問題の羅列です。

赤シートが付属しており、コンパクト設計なので、おにぎり食べながら片手にでも使えます^^

当日はほぼこの問題集だけで直前チェックをしていたのですが、予想問題が何問か的中したので、本当に持っていてよかったです♪

(補足)法律の辞書

こちらは必ず必要とは言いません。

保育士試験の問題や解説を読んでいると、様々な法律が当たり前のように出てきます。

サラッと出てくる法律の全てがテキストに記載されてはいないので、その都度調べていきます。

私は、主にネット検索をして調べていましたが、

公式のものは読みづらいし、ヒットしたのが改正前のものだったり、正確な「コレ!」という情報を見つけるのに時間をかけるのがストレスでした。

もし、ネット検索でなかなか目的の情報が見つからない場合は、参考にしてみてください^^

保育士だけでなく、介護系やその他福祉分野の関連法律が網羅されており、正確な情報が手に入ります。

「社会福祉小六法」ミネルヴァ書房

福祉分野の関連法律の辞書で、本の中は広辞苑のような見た目です。

問題文や解説文に、「~と社会福祉法で規定されている」とサラッと書いてありますが、どこによ!?となっていたので、この本で各法律の全文を見ることが出来ました

まとめ

独学で必要なテキストは、4冊です!

教科書となる参考書では、自分がわかりやすく、とっつきやすいものを選ぶのがポイント!

とにかく科目数が多いので、全体を見渡せる情報量と、適度なすっきり感があるものを選びましょう。

保育士試験の問題文や解答文には、当たり前のように「~法に記載されているように」と法律の内容が書かれています。

その都度調べることで理解も深まるのですが、正確な情報をスピーディに調べていくことが大切です。

問題集は、まずは過去問を固めるのが得策です!

予想問題や応用問題が気になる気持ちもわかりますが、過去問は完璧!となってから手を付けた方が良いです。

保育士試験はひねった問題やひっかけ問題より、基礎問題が中心の試験です。

まずは参考書の内容や過去問など、手元にあるテキストの内容を全て覚えこむつもりで勉強しましょう。

一番良くないのが、途中でテキストをあれこれ買い足してしまうこと!

これだけで不安・・・から

これだけも実は覚えていなかったことに気づいて不安・・・

に変わらないよう、選んだテキストを信じましょうね^^

大丈夫です!

持っていて不安になるような内容のテキストは、そもそも市場に出回らないはず^^;

自分にとって、使いやすいものかを重視して選ぶと良いと思います!

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