今年もシソの季節がやってきましたね!
和風でも洋風でも、どんな料理にもちょい足しするだけで一気に美味しくしてくれるシソ♪
和製ハーブとも言われますが、こんなにオールマイティに使えるハーブもなかなかありませんね。
地植えすると増えまくって厄介という話も聞きますが、取れすぎたシソを、美味しく長期間に渡って楽しめるレシピをご紹介します!
青じそと大葉って違うの?
青じそ=大葉。
青じそと大葉は同じシソ(紫蘇)を意味しています。
「大葉」という言葉は、特に食用にできるくらい大きく育った「シソの葉」を意味しています。
食卓でもおなじみの青じそですが、普段は「大葉」と呼ぶことの方が多いでしょうか?
これは地域によっても違うそうです。
この「大葉」という言葉は、流通上の商品名であるとのことです。
スーパーで「大葉」という表記を多く見かけるのはそのためですね!
よくお刺身の横に添えられている、「しその実(花穂)」と区別するために、特に葉の部分を「大葉」と区別するようになったそうです。
青じその栄養価
料理の風味付けや彩りなど、ちょい足し感のイメージが強い青じそですが、栄養価は緑黄色野菜の中でもトップクラス!
特に豊富に含まれている栄養素がこの6つ!只者じゃない、この葉っぱ!!
- βカロテン
- ビタミンB2
- ビタミンK
- 食物繊維
- カルシウム
- カリウム
特にβカロテンの働きにより、強い抗酸化作用や皮膚・粘膜の保護作用、動脈硬化や免疫力アップの効果が得られるのです。
青じそ大量消費レシピ
さて、少量の青じそなら、濡らしたキッチンペーパーにはさみ、全体をラップで覆うと、そこそこ長持ちします。
ただ、庭や畑で育ったものや、直売所で大量にゲットしたときは長期保存に悩みますよね。
そこでおすすめなのが保存食品!!
どれも簡単にできるので、使い切れそうにないと感じたらぜひ試してみてください^^
青じそジュース
赤じそで作るのが一般的なしそジュースですが、青じそでもばっちりできます!
爽やかなシソの香りと、琥珀色のすっきりした味わいのジュースです♪
<材料> 濃縮原液約1.5リットル分
- 青じそ(葉のみ) 90~100g
- 水 1200㎖
- 砂糖(今回はブラウンシュガー使用) 250g
- リンゴ酢 100㎖
- レモン汁 適量
煮出した青じそ 青じそをザルで濾した後
- 青じその葉をとり、水で洗う。
- 鍋に葉と水1200㎖を入れ、中火にかける。
- 沸騰したら弱火にして、10分程煮る。←吹きこぼれに注意!
- ザルで葉と煮汁に分ける。
- 煮汁に砂糖を加え、よく混ぜて溶かす。
- 荒熱を取った後、リンゴ酢とレモン汁(大さじ2杯程度)を加え、よく混ぜて出来上がり!
★約3倍濃縮なので、水か炭酸水で割って飲む - 消毒したビンにつめ、冷蔵保管する。
青じそふりかけ
青じそジュースで煮出した後のシソの葉を、そのまま捨てるのももったいないなぁと思い、ゆかり~青じそバージョン~にしてみました。
※青じそジュースを作らない場合は、青じその葉にひたひたの水を入れて、15分程煮たものでも作れます!
鍋いっぱいにあった葉が、みるみる縮んでいきます^^
<材料> 約25g
- 煮出した青じそ 全量
- 塩 小さじ1
- 味付け用塩(今回は藻塩) 適量
しそジュースで絞った後の葉 塩もみでさらに水分を出す 一晩なじませる ザルに広げて干す(あんなにたくさんあったのに・・・) 味を調整しつつ粉砕
- 煮出した後の青じその水気を絞り、塩小さじ1入れ、よくも見込む。
⇒また水分が出てくる - その水分をぎゅっと絞って捨て、絞った葉をフリーザーバックに入れ、一晩冷蔵庫でなじませる。
- ザルの上で葉を乾燥させる。
- カラカラに乾いたら、フードプロセッサー(すり鉢でもOK)で細かく粉砕する。
- 味見をしつつ好みの味になるまで、塩を入れ、その都度フードプロセッサーで混ぜて出来上がり!
味を調える塩は、岩塩や藻塩などミネラル分を多く含み、旨味のあるものがおすすめです。
ごはんのふりかけ、酢の物、唐揚げや天ぷらの衣に加えても美味しくいただけますよ~♪
青じその塩漬け
レシピというほどのものではなく、ただ漬けるだけです^^
お弁当のごはんに乗せたり、おにぎりに巻いても美味しくいただけます。
徐々に、少し発酵したような独特な風味が出てきます。
これが苦手だなという方は、刻んで豚肉等と炒めてみてください!
深みのある味わいがとっても美味しいですよ^^
<材料>
- 青じその葉 あるだけ
- 粗塩 適量
- 青じその葉を水できれいに洗う
- 1枚ずつキッチンペーパーでしっかり水分をふき取り、粗塩をひとつまみ、葉の表と裏に刷り込む
- 消毒したタッパーやガラス容器に塩を塗った葉を重ねていく
- 最後にラップを落とし蓋のようにぴっちりと敷き、冷蔵庫で保存する
- 3日くらいから食べられます!
状態が良ければ半年程度持ちますが、途中でカビなどが生えてしまった場合は処分してくださいね!
青じそ塩漬け 刻みバージョン
あらかじめ刻んだものをストックしておくと、とても使い勝手が良いです。
我が家では、大葉が使い切れなかったときは、いつも塩漬け行きです^^
<材料>
- 青じその葉 あるだけ
- 粗塩 しその葉の重量の15%
- ホワイトリカー 適量
1.葉を洗う
既に傷みつつある葉も・・・2.しっかり水分を取るのがポイント! 3.塩を30%分加える 5.塩をしっかりもみこみ、保存する
- しその葉を良く洗い、ザルで水を切る
- ホワイトリカーを回しかけ、サラダスピナー、ザルに広げる、キッチンペーパーで拭くなどで、葉の表面の水分を拭き取る
- しその葉をひとまとめにくるくると丸めて、一気に千切りにして重量を量る
- 葉の重量の15%の粗塩を千切りの葉にまぶし、軽くもみこむ
- 清潔な容器に入れ、3日後くらいから食べられる
お弁当のご飯の上にふりかけ代わりに、卵焼きの具に、パスタ、チャーハン、鶏つくねなど使い方は無限大!!
とっても便利なので、ぜひ試してみてください^^
大葉、塩、麹で、万能調味料「大葉麹(おおばこうじ)」を作ってみました♪ 唐揚げ、マフィン、パスタなどなどアレンジメニューも無限大! 発酵調味料っていまいち使い方がわからないという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね^^ 保[…]
みなさん、こんにちは!シジミです。 今年も梅の季節がやってきました。 毎年近くの農園に出向き、子どもたちと一緒に梅もぎをしています。 梅を使った保存食は、とっても美味しくて、作り方も簡単なものばかりなので、ぜひ作ってみて[…]